盗聴器・盗撮カメラの調査と現状

皆さま こんにちは。

南の島の探偵こと総合探偵IDです!

総合探偵ID


今回のテーマは

【盗聴器・盗撮カメラの調査と現状】についてでございます。



さて、探偵業は「探偵業法」により

尾行・張込み・聞き込み等で情報や結果を得られる

調査を生業にすることが定められています。

具体的には、浮気調査素行調査人探し調査企業調査所在調査などです。

(恋愛工作・復縁工作などの工作は調査ではありませんし、探偵が行うものではないと当社は認識しています)


上記を見ると探偵業は幅広く活動しているように思えますが

実情は、当社をはじめ各調査会社は浮気調査のご相談・ご依頼が多く

浮気調査・素行調査などの行動調査のみ対応している探偵・興信所も昨今は珍しくありません。


そのような現状の中、私ども【総合探偵ID】では

盗聴器・盗撮カメラ調査のご相談やご依頼も承っております。


ただ、前述した通り、当社も他社と同様に浮気調査などがご依頼のメインとなっていますので

少なくとも当社の盗聴器・盗撮カメラ調査は稀なケースとなります。

浮気調査が年間100件とすると、盗聴器・盗撮カメラ調査は年3~5件ほどです。


そういう実情がありますため

お恥ずかしい話ではありますが、機器類のメンテナンスが疎かになってしまい

先日久しぶりに動作確認をしたらイマイチ調子が悪くなりまして・・・


何度か動作確認を行い、不具合は解消できましたが

せっかくなので新しい機器の購入などを検討していました。


そんな折、盗聴器・盗撮カメラ調査をメインに行っている方とご縁ありまして

せっかくなので講習会という名目でいろいろ勉強させていただきました。


その方は海外の盗聴器・盗撮カメラ発見機メーカーとも人脈があるので

日本では入手が難しい機器類も保有しており

また、最新の盗聴器・盗撮カメラの現状なども把握されていたため

大変実りのある講習会でした。


依頼件数が乏しいことを言い訳に

盗聴器・盗撮カメラ関連のアップデートを全く行っていなかった自分を恥ずかしく思います。


ただ、そのおかげで新たに盗聴器関連の勉強をする意欲が沸いたこと

また、盗聴器・盗撮カメラ調査用の最新の機器類の購入に至ることになりました。

手元にある機器類の不具合がなかったら

未熟なままで調査を行うことになり

結果、依頼者様のご満足いただける結果にならなかったかもしれません。

災い転じて福となす、といったところでしょうか。

何事も前向きに捉えましょう!




話は少し変わりまして


同業他社の情報ですと、盗聴器調査を請け負い、特に異常がなかったにも関わらず

依頼者様より「絶対に(盗聴器が)あるはずだ!しっかり探せ!」

というクレーム(?)があるとのことで

それ以来、盗聴器調査の依頼は慎重になったり

面談の結果、お断りしたり

盗聴器調査そのものを止めてしまったというケースもあるらしいです。


こういったケースの対策としては

レシーバータイプの盗聴発見器1台のみの簡易調査ではなく

スペクトラムアナライザーサーモグラフィー半導体検知器なども

併用して使用することでしょうか。

周波数のみの調査のみならず、あらゆる方面から時間をかけて調査を行えば

依頼者様もご納得いただけると思います。

(機器類の説明等は改めてブログかSNSでご紹介します)


ただ、現状の日本では盗聴器・盗撮カメラをメインとしている探偵社は

浮気調査等をメインとしている業者と比較して少ないため

上記の調査機材を一式揃えている業者はなかなかいません。


そもそも、最新の機材一式を揃えるとなると軽く100万円~200万円はかかります。

浮気調査並みに依頼件数が多ければ費用対効果も期待できますが・・・

そのため、簡易調査のみを行う、もしくは盗聴器調査を止めてしまう業者もいるわけです。


どうしても簡易調査しか対応できないのであれば

ご相談を受けた時にきちんと説明するか

伝手があるなら、盗聴器調査専門の業者を紹介する形になります。


私ども総合探偵IDは前述した講習していただいた専門業者とご縁がありますし

また、一般社団法人日本調査業協会の正会員で盗聴器専門の業者もご紹介できます。

よろしければ一度ご相談ください。


ちなみにですが

簡易調査のみでも盗聴器を発見することは、もちろん可能です。

簡易調査=盗聴器の発見ができないわけではありませんので

悪しからず



また、盗聴器調査における悪徳業者の話も耳にしています。

簡単な調査しか行わないにも関わらず

多額な調査料金を請求したり

自分たちで用意してきた盗聴器を調査中に適当に設置し

あたかも盗聴器があったかのように捏造したうえで

調査料金を上乗せしてきたケースも過去にあったようです。


対策としましては下記になります。

・事前にどのような機材を使用してどういう調査を行うのか確認する

・調査料金をしっかり確認する(追加の調査料金や交通費等が発生するのか)

・調査員の動きをしっかり見ておく

・調査会社1社だけではなく、数社にご相談したりお見積りをいただく


浮気調査を依頼されるケースと似ていますが

どうしてもお急ぎでなければ、じっくり時間をかけることをお勧めします。









参考になれば幸いです。



自宅や職場に「盗聴器・盗撮カメラが仕掛けられている」と知ると

皆さん当然困惑します。私たち探偵でも同じです。

今やインターネットで簡単に盗聴器や盗撮カメラが手に入る時代です。

各々で常日頃から対策ができれば、それに越したことはありませんが

日々の生活の中では難しい側面も多々あります。


私たち探偵業の人間は

調査をして「はい、終わり」だけではなく

調査後のアフターフォローもあってしかるべき時代なのかもしれません。


盗聴器・盗撮カメラの調査終了後は

機器があった、なかったに関わらず

その後にどいうい対策を行えばよいのかアドバイスを行ったり

必要であれば対策グッズなどの購入もお伝えする必要があると思います。


浮気調査でもそうですが

調査して終わり、ではなく

浮気調査専門の弁護士を紹介するなどのアフターフォローも大事ですので


そういった対応を行うことで依頼者の皆さまの信頼を得ることができ

悪徳業者の撲滅に繋がると考えています。


一歩一歩ですが

探偵業界の健全化に努めてまいります。



以上、本日のテーマをお送りしました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


一般社団法人日本調査業協会

http://nittyokyo.or.jp/

沖縄県探偵調査業協会

http://okinawa-kyoukai.sakura.ne.jp/

総合探偵ID

https://www.sougou-tantei.com/

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